2015/08/09

月山 花と信仰の山を歩く

8/8の記録


夜に仕事関係の飲み会が入っており、夕方までには自宅に戻っていなくてはならないのであまり遠くの山には行けない。まだ登ったことのない山で 少しは涼しそうな山・・・叶うなら まだ高山植物が咲いている処・・・となると・・・月山(がっさん)。

いろいろなルートがあって、鶴岡側から月山8合目まで車で行き 弥陀ヶ原湿原を経由するルートが楽しそうだったのだが、鶴岡までの往復の時間を考えると帰りの時間が微妙。
ま、弥陀ヶ原のルートは秋のシーズンにとっておくとして、今回は姥沢からのルートをチョイスすることにした。

朝4時30分、姥沢登山口に到着。
車が10台程あるが、人気が少ない。ご飯を作ったりしているグループ(?)が2組ほど居たが、登る準備をしている人が見当たらない・・・。
朝の気温で20℃ちょっと。半袖だと少し寒いくらいです。


自分、花の写真を取りながらゆっくり登ろうと思っていたので、早々に準備をして出発することにした。

奥に見えるのがリフト乗り場。リフトは8時からの開始だし、最初から乗るつもりはなかったのでスルー
歩いて登るルートはこちら
斜度も大したことはないし、足場もしっかりしている。

登山道の脇には お花がチラチラと

【ノリウツギ】
【ツルニンジン】

しばらくすると 木道歩きが始まる。右手奥に見える白いのは、雪渓!?
目にする花の種類も増えてくる。

【ハクサンフウロ】
【イワオトギリ】
【イワイチョウ】


【チングルマ(ワタゲ)】

【ヨツバシオガマ】

【コバケイソウ】


【ウサギギク(キングルマ)】


【ゼンテイカ】



牛首を越えて登ってゆくと 視界が開ける

【タテヤマウツボグサ】

【チングルマ】高所ではワタゲでなく花がまだ残っていた



自分が歩いてきたトレイルを振り返る
この辺りから 石を積み上げたルートになるが、ほぼ直登!
流石に息が上がるので 途中で休憩を取りながら上がる。今日のルートの一番辛かった場所


石畳の直登を超えると会える 
延命地蔵尊さん
ここまで無事登ってこれたことに感謝。心の中で手を合わす

【キンコウカ】



【ヤマハハコ】

【ミヤマキンバイ】



時刻にして8時半過ぎ、ようやく山頂の月山神社が見えた!!
周りの人が言ってたのだが、写真の神社左の奥手に見えるのが鳥海山(らしい)

月山神社に至る路


神社手前の山頂小屋の周りもお花畑

【ハクサンフウロ】下の方で見たものよりも紫色が濃い

【ミヤマリンドウ】

【ハクサンシャシン】
【キオン】



そして 神社前に到着! 時刻にして8:57
自分が頂上に着いたタイミングとほぼ同じ頃に、弥陀ヶ原ルートで団体さんがやってきた。女性が9割くらいの団体で、みんな白装束・・・東日本大震災で被害に遭われた方の慰霊的な参拝のようであった。

次から次へと登山客、参拝客がやってきて 神社前もそれほどスペースが広くはないので
早々に下山することにした。

帰路の風景 雄々しい山並み

ちょうど9時〜10時頃に多くの方達とすれ違ったが、年齢層が幅広い。小さな小学生連れの家族、気のあったグループ、老齢の夫婦連れ・・・
印象的だったのが 白装束の人の多さ
ここは花の山であるとともに、信仰の山であることを改めて感じた。

11:26 無事駐車場へ到着
さすがに駐車場は埋まってたよ

コース記録
04:48 駐車場発 → 06:26 牛首下分岐 → 06:57 牛首 → 08:57 月山神社
09:40 下山開始 → 11:26 駐車場着(復路は往路と同じルート)





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